こんにちは。
主に「マツコ会議」を担当している三田村と申します。
たまにあの会議室の中でゲラゲラと笑っています。
昨年10月にフリーを辞め、
プロデューサーとしてこの会社に入社しました。
約1年の間で課長という役職をもらい、
己の本来の実力と、肩書が見合ってないことを痛感する毎日です。
34歳、独身。そう、悩める年頃です。
友人たちが子育てに精を出している姿が
毎日SNSで流れてきます。
悲しい・・・
と思いきや、この会社に入ってそんな感情は薄れました。
一回り近く年下の元気なADたち、
一回り近く年上の少年のような心を持ったディレクターたち、
ある意味、子どもたちに囲まれているからです。
特に若い子たちの成長と働く意欲には驚かされます。
「PRを繋がせてほしい」「あの番組の手伝いに行きたい」など
もっともっと学びたいという姿勢で仕事に取り組んでいます。
また発想も豊かで、企画をどんどん通していきます。
上司として、こんなに誇らしいことはありません。
彼らがもっと羽ばたけるように、
どこに行っても活躍できるように、
上司・管理職の立場としてやるべきことは何か。
私がこの一年で見つけた答えの一つは、
「小さな石ころは取り除かない方がいい説」です。
とある母親が、子供が躓かないように
予め道に転がった石をよけてあげてました。
その子供はもちろん、怪我はしません。でも、
道に石があること
注意しないと躓くこと
転んだら痛いこと
擦りむいたら血が出ること
怪我の治し方・・・etc
これらの体験と知識を知らずに育っていってしまいます。
私もこの母親と同じで、立場上ついあれこれ口を挟み、
未然に色々なことを防いでしまいたくなります。
でも多少の間違いや障害は、そのままにすることにしました。
それによって起こる諸問題は、
それこそ管理職がなんとかすればいいのでしょう。
いいからいいから。管理職を信じて。
むしろそのおかげで、私も新しい経験をすることができます。
・・・なんて言いながら、
とんでもないトラブルが起きて職を解かれないよう
それはそれで気を引き締めて参る所存です。
第二制作部 三課
三田村奈緒子